2011年10月30日日曜日

最近のこと

まめにまめにブログをアップしていこうと誓ったのですが、忙しいとついついなM沢です。

この一週間も走り抜けたーっ!でした。







こちらは工場となりの畑です。今年の収穫も終わり、来年に向けて藁がまかれました。
毎年この風景をみるともうすぐ冬がくるんだなぁと感じます。

もう一つ秋ネタ。
友人の宮嶋りんご園の宮嶋伸光っあんが採れたてのリンゴを持ってきてくれました。





何やら今年から銀座の某有名フルーツ店にも直接納めるなどしてるみたいです。
やるねっ!確かに美味いです! 




さて、今週は来月オープンの隣町の温泉施設の家具を設置してきたり、
工場では渋谷の洋服屋さんで使われる什器や



八丁堀のラーメン居酒屋さんの米松無垢材の耳つきカウンター(総長さ5.5m!)



などなどを製作→発送しました。

カウンターは栗材で製作の予定でしたが、大人の事情?で米松に変更になってしまいました。
久しぶりの栗のかんながけを楽しみにしていたので残念でしたが、米松でもと~っても良い感じに仕上がりました。

さ、また明日からも怒涛の製作ラッシュです。
がんばらないとーっ!






2011年10月28日金曜日

日々移り景

 秋の景色は毎日変化があって外に出向くのが楽みです!
工場の隅で、今後暖炉のマキになる丸太がこんなことになっていました。




 緑から黄色へ・・・
緑から濃いピンク、そして赤色に・・・
自然が作り出すグラデーションは今、毎日感動を与えてくれる。

2011年10月24日月曜日

おすすめ商品

アメリカの非営利団体発行の「Consumer Reports」誌でベストバイ賞を受賞した雑貨が入りました。
                       SWEATER  STONE
                         made in USA

セーターストーン、要は毛玉取り。
素材は天然のケイ土が軽石になったものです




生地を傷めないように小さなセルが徐々に崩壊して常に新しいエッジで毛玉・毛羽立ちを除去します


スタッフ小林、使ってみました。アームウォーマーが丁度ありまして・・・

サクサクと生地をひっかいてみると簡単に毛玉がはずれます。全体的にふんわりして新品のようになったのは驚きました。

今まで電池式の毛玉取りをうまく使いこなせなかった方、アナログでエコなこの商品をお試しください。





























































































































































2011年10月23日日曜日

コツコツ

コツコツと一つ一つしかっりとが一番大事かな。

2011年10月22日土曜日

今週の事いろいろ

東京出張から無事に帰ってきました!のは2日前でした。



テーブルを納めさせていただいたY様にはあらためて大変喜んでいただけましたし、追加でちょっとしたご注文もいただきました。また来年軽井沢でお会いできることを楽しみにしております!ありがとうございました。

さて、納品に続き、先月レジカウンターを納品させていただいた、世田谷区三宿のブーツショップ"HOPESMORE"様にて今回はファサード(お店の顔)の改修工事をさせていただきました。これまで金属製のキラキラサッシュになっていましたが、今回の工事で木製フレームと木製の扉に改装しました。



ヴィンテージブーツにベストマッチングな外装になったと思います!
作業中に福島社長からちょいちょい、ためになるお話を聞かせていただき、いろいろと前向きにやる気がでてきました!ありがとうございました。 

そうこうして、東京から無事戻りまして、今週後半で小松ちゃん担当の隣町の温泉施設の家具の取付を完了する予定でしたが、現場が遅れているという事で来週になり、来週に予定していたラーメン居酒屋さんのカウンター製作をはじめました。


昨日、長野市の材木屋さんまで材料を仕入れに行ってきました!
とっても良い材料に巡り合えました、予算的にはちょっと良すぎたかな・・・?





詳細はまた紹介させていただきます。


ではでは

2011年10月17日月曜日

秋晴れ!


















ここ数日は暖かい!







軽井沢は紅葉祭りも始まり、また秋季の観光のお客さんがいらしています。




小諸の工場から車のフロントガラスに張りついていたバッタを軽井沢まで連れてきてしまいました。



根性あるな~。



閉店時にはいなくなってしまっていたので、バッタちゃん、突然の軽井沢暮らしの始まりだ。











当店「FOLKLORE」のステッカー 
























































































トイレはこっちです

軽井沢もいよいよ紅葉が始まってきました。




こちらはFOLKLORE近くの”聖パウロ教会”です。
昨日はぽかぽか陽気でとっても気持ちが良かったです。

さて、我がFOLKLOREのお隣の洋食レストラン ”ビストロ ラリグラス”さんからのご依頼でトイレサインを作らせていただきました。



店内奥の右手にある トイレですが、”トイレは奥です”と言うと、お客さんは右手のトイレに気付かず、正面の裏口を出てしまう事が多々あるとのことで今回の依頼をいただきました。


 で作りましたのでが、これです。
単純明快に”トイレは右”です。



デザイン協力:(株)マイノリティ


昼間だとちょっと見えずらいかもしれませんが、夜は照明があたり真鍮がキレイに光ります!

これで、間違える人も半減(全員ではない?)するのではないかと思います。

こちらのサイン、今回ご注文ついでに同じものを3つ作りました!
トイレの案内にお困りの方はぜひいかがでしょうか?



真鍮+サワグルミ材   :  \6,700/個

”TOILET”部分の文字を替えたり、フォントを替えたりのセミオーダーも承ります。


さて、これから東京出張です。先日ご紹介したテーブルの納品や、打ち合わせ、現場の施工などなど盛り沢山やってきます!
小松ちゃんは残って温泉家具作ります!









2011年10月11日火曜日

色々進行中

今週~来週にかけて色々と仕事が混み合ってしまい、やや混乱しちゃってます!





いつもラストスパートですが、今回はスタートダッシュしてみてます!







 どうか心が折れませんように・・・・・。

2011年10月10日月曜日

リメイク

今日は軽井沢の現場に建具をつけに行ってきました。
秋晴れでぽかぽか陽気でしたので、ちょっと薄着で出かけたのですが、軽井沢の現場は小諸より寒かったです。 小諸の工場からさほど離れていませんが、やっぱり軽井沢の方が気温が低いです。
もう紅葉が始まっている木もありました。


さて、もう2年程前にやらせていただいた、面白いリメイク家具のお仕事を紹介させていただきます。

 お客様が20年位前に購入された1枚板の座卓が、とても重くて移動もできずに縁側に置いたままになってもう何年も経過しているとの事。
”もう座卓としては使わないのでこれを使って何か他の家具を作ってもらえないか” 

 というご依頼でした。 


という事で、お預かりした座卓です。





天板の厚みは100mm程あり、かなり立派!かなりの重量!
男2人で持ち上げるのもやっとこでした。
これを製材所に持ち込み、3枚の板に挽いてもらって製作したのがこちら




チェストです!

茶褐色だった天板ですが、挽いてみたら中は真っ赤な美しい木目でバニラみたいな甘い匂いのする木でした。
木材図鑑で調べたところ、パドックというアフリカの木でした。
 脚はエンジュです。

と、こんな感じに重い座卓を無事にチェストにリメイク。
お客様にも大変喜んでいただけましたし、こちらとしても面白い仕事をさせていただけたので、とっても思い出に残る仕事でした。


バブル期にはこのような一枚板がバンバン売れていたと聞きますが、
もし眠っている家具がありましたら、”リメイク”を考えてみませんか!?


ではでは



2011年10月9日日曜日

修理再生中

先日ご紹介した修理お預かりの家具達の途中経過をご紹介です。

まずテーブル


天板と脚とをばらして、天板は完全に真中でハギ(接ぎ)が切れていましたので、再度ハギ直しました。


椅子はシートをはがして


 こちらは、接合部のホゾがかなりぐらぐらしていましたので、全てばらしてホゾ穴を掃除して、組み立て直しました。(ばらしたところを写真撮り忘れました・・・)


 ソファーもシートをはがしてスプリングなども全て一度外して、ぐらつくところを補強をしました。


フレーム外側の成型にはわらを麻布で巻いて成型がしてありました。なんとも時代を感じます。


その後、木部分の塗装を全て剥がして、一度木地(きじ)の状態にして
とここでびっくり! 
カバ材だと思っていたソファーとテーブルですが、剥がしてみたところ、カバ科の中でも特に高級材であるミズメザクラがでてきました!


http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/mizume.htm

ミズメを触るのはもう4,5年振りでしたので、少々興奮してしました。
とにかく堅い木で加工などは大変ですが、ピンク色の美しい木肌で、塗装をしてもものすごく高級感がでるんです!

一通りきれいにしたところで、再度塗装です。
仕上がりはこちら



一度、全ての塗膜をはがして、木地をきれいに仕上げ直していますので、塗装するとこのように本来の木の美しさが甦えらせることができます!
手間はかかりますが、仕上がりにはもちろん差がでますし、この先も何十年と長く使っていただくことができると思います。

テーブルはこれにて仕上がりです。
椅子とソファーは張り屋さんにバトンタッチです。
張りが仕上がりましたら、また紹介させていただきます。

ではでは








2011年10月8日土曜日

エクステンションテーブル

この夏、FOLKLOREにご来店いただきました東京のY様からご注文いただいた”エクステンションテーブル”が完成しました。



”普段はご夫婦お二人でご使用され、週末などにはご家族が集まり大勢で食事をしたりするのにも使えるテーブル”   というご依頼のもとデザイン・製作させていただきました。





このテーブル、天板裏の補強桟を外して・・・・・




折上げると・・・・
このようにすっきり格納することができます。


対向する2方での拡張テーブルはこれまでにも製作したことはありましたが、今回は4方向でしたので、脚の位置や構造にいろいろな制限がありますが、特に木の収縮などによる動きを考えあれこれ仕掛けをしたり、機能性・操作性・デザイン共うまくまとめらたと思います。

今回の製作担当は小松ちゃん。1/2スケールで模型を作ったり、製作しながらDETAILを考えたりと時間はかかりましたが、抜群に良い仕上がりになったと思います!

本日お客様に納品前のご確認にご来店いただき、大変気に入っていただけて一安心いたしました。あとは磨いて磨いて近日お届けです。

今回使用した材料は オニグルミ材で仕上げはオイルフィニッシュ


粘りのある材料で、オイルとの相性も抜群によく、経年による味のでかたも楽しみな材料で個人的にも大好きな木の一つです。

これからも定番にしていきたいテーブルが一つ増えて、今回この機会をいただけたお客様にはその点でも大変感謝感謝です。



おまけで最後にもう一枚。
今日から行われている旧車のレースにてFOLKLORE前も100台近い名車が通過して行きました!

写真の車、ドライバーはタレントの堺雅章さんでした。
どの車もとにかくエンジン音が良かったです。

FOLKLOREのお隣、老舗バー RASCALさんのブログにも投稿ありました。
車好きのマスターはとっても興奮していました!
http://the-rascal-blog.blogspot.com/






2011年10月2日日曜日

MM&Wood

こんにちは

M沢M志 & Wood つながりで1曲ご紹介です。

Medeski Martin & Wood



もう何年か前ですが、3回ほどライブへ行きましたが、久々に音源を聞いたらその当時よりもぐっときました! 気持良い! 
グルーヴがわかってきたってことでしょうか?

ではでは

2011年10月1日土曜日

修理再生

こんにちは、工場のM沢です。
10月に入り、の前から軽井沢はもうすっかり秋の空気になっております。
今年こそ早めに冬支度(薪の準備)をしたいです!

さて、私どもは家具を作るのが主たる業務ですが、修理再生ももちろん承っております。
この度は、軽井沢町のO様から数点の家具の修理依頼をいただきましたので、ご紹介させていただきます。 

まずは一人掛けのソファー


 O様によりますと、40年程前に東京の新橋の椅子屋さんに作ってもらったとの事です。
近年はサラリーマンの街 新橋と言われていますが、当時は職人の街だったそうです。

さて、ソファーですが張地は本革張りです。表面がひび割れなど劣化が進んでおりますが、さすが本革!とってもいい味出ています。内部にはおそらくコイルスプリングが仕込まれており、良い弾力がありますが、スプリングが割れているか、バンドが切れているかしており、少々弾力性がアンバランスになっています。
肘掛と脚はカバ材が使用されておりますが、傷と塗装がところどころ剥がれています。

今回の修理では、
・内部材(スプリング、バンド、ウレタン)の交換
・木部の塗膜剥離、素地調整、再塗装

を施す予定です。張地の革ははがしてみて、革の状態により張り替えるか、そのまま使用するかを判断しようという事になりました。


続いて、ソファーと一緒に作ってもらったというティーテーブルです。


 材料は同じくカバ材です。
経年による塗装の劣化感はありますが、ホゾのゆるみなどはなくしっかりしています。
天板は2枚ハギになっていますが、木の収縮によりハギが切れて3㎜ほど隙間があいてしまっています。
こちらは一度ばらして、天板のハギ直しと塗膜剥離、素地調整、再塗装を行います。






もう一点!
こちらは食卓椅子です。

やはり同じ頃に作ってもらったものだそうです。
本体はナラ材、張地はビニールレザーです。
座面は内部のバンドが完全に切れており、座面が沈んでしまっています。
本体は接合部のホゾが緩み、少々ぐらつきがあります。

今回はぐらつきの補修、再塗装、座面の補修・張替です。


では今回は現状のご紹介まで。
修理の経過については、また追々アップしていきます!


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